コンセプト・事業内容

外食産業にとっての「マーケティング思考」の重要性

「見立てる力」=「マーケティング力」

マーケティング [見立てる] マーケット分析、ニーズ・ウォンツの見極め、ターゲット設定 [仕立てる] 業態開発、店舗デザイン、出店戦略、メニュー開発、オペレーション設計 [動かす] マネジメント、バックヤード業務、販促戦略 (テクノロジー / クリエイティビティ / マネジメント)

1970年代に産業として確立された外食産業は、バブル期の空前の好景気、失われた20年と呼ばれる長く続いた不況期を経て、今歴史的転換点に立たされています。

これまでとは全く異なる競争環境の中では、社会の変化を感じとり、情報を集め、「市場や消費者がどう動いていくのか?」「そこにどんな競争が生まれるのか?」を予測し、仮説を立て検証を行う「見立てる力」が重要です。

経営者はもちろんのこと、経営幹部、そして、外食産業に商品やサービスを提供するメーカーや卸、各種のパートナー会社の方々についても同様です。「見立てる力」で考えること、それが「マーケティング」だと考えます。

20世紀の成功体験が通用しない?

人口増加、市場拡大、所得拡大、潤沢な若年労働力...順調に日本が発展してきた時代であれば、成功したモデルを模倣し、拡大することで成長することができた。「繁盛店」「人気店」をヒントにあるいは模倣して同種の店を大きな商圏や競争が少ない地域へ出店すれば売り上げも利益も上がった。成長する市場においては、いかに合理的かつスピーディに事業を展開するかが競争に勝つためには重要でありました。
しかしながら、人口減少、市場縮小、格差拡大、労働力不足に直面した今の日本で、こうした20世紀の成功体験が通用するとは思えません。さらにはこれからの日本が迎える変化は、電子マネーやAIなど新たなテクノロジーが消費行動、市場での競争を大きく変えていきます。

  人口 所得 市場規模 トレンド 労働力 メディア
20世紀 増加 拡大 拡大 洋風化 豊富な若年労働力 マスメディア
影響力大
現在・これから 減少 格差拡大 縮小 日本回帰
地方回帰
供給難 多様化

「付加価値」を高め、「生産性」を向上させる

労働力不足、市場縮小・・・大きく変化した競争環境の中で外食産業が進化発展するためには、いかに合理化するかだけではなく、「付加価値を向上させる」ことが必須。
そして、付加価値を高めるために進化するテクノロジーをいかに活用するかが重要なテーマとなります。

20世紀の成功体験が通じない...と言われるこれからの時代。

経営者の選択は、過去の経験則やコンサルタントの知見だけでなく、社会や競争環境の変化をとらえたものであることが重要です。
社会が大きく変化する中、時代は過去の延長線上には無く、未来を「いかに見立てるか?」=マーケティングの力が、飲食産業の進化発展には欠かせません。
そして、課題解決のためにはマーケティングだけでなく、ミッション・ビジョン策定、採用、教育体制、マネジメント、評価制度etc. 関連する様々な分野のソリューションを伴うことが多いと思います。
経営者のパートナーとして、前職での経験や他業界の知見なども踏まえ、また現在所属する各種団体・協会とのネットワークも活用しながら、御社「らしい」進化発展をサポートいたします

テクノロジーを活用して付加価値を高める 生産性 =  分子(付加価値向上、新市場開拓)/ 分母(効率化、合理化)。[分母]機械化・ロボット化(Ex 安価な省力化機器 / 調理ロボット導入 / IOT調理設備)、共同化・集中化(Ex 共同配送 /共同購買 / アウトソーシング / コーソーシング)、ICT活用(Ex ICT活用による効率化 / 電子商取引の推進 / AIによる分析・自動化)、共同化・集中化(Ex 業務細分化 / 潜在労働力の活用 / Eラーニング) [分子] “価値”にふさわしい「対価」 メニュー(調理、提供方法)、空間の魅力、食材の質、ストーリー、接客
  • セミナー・勉強会講師、研修、記事執筆、取材等
  • コンサルティング
    アドバイザリー契約
  • 食のビジネスマッチング
  • セミナー、勉強会

    飲食店、メーカー、卸の経営者、経営幹部(候補)などの皆様を対象に、市場の動向、マーケティングノウハウ、生産性向上の考え方等のテーマを。
    またメーカー・卸など外食を支援する企業の営業マン向けには、提案営業のスキル&スタンスについてなど、御社課題に応じて企画・実施しております。

    1講演:

    基本料金 10万円(税別)
    時間60分~120分

    • ※講演テーマによって、または新規資料作成が必要なものは別途追加料金をいただく場合がございます。
    • ※交通費、宿泊が必要な場合の宿泊費は別途ご請求いたします。
    • ※官庁・自治体事業等、公益性が高い事業につきましては、料金は上記の限りではなく、別途ご相談に応じます。

    記事執筆

    記事執筆:テーマ、ページ・文字数等によります。ご相談ください。

    • ※取材が必要なものにつきましては、交通費、宿泊が必要な場合の宿泊費は別途ご請求いたします。
    • ※官庁・自治体事業等、公益性が高い事業につきましてはご相談に応じます。

    テーマ例

    外食マーケティング

    人口減少、高齢化、市場縮小、格差拡大・・・20世紀とは真逆の社会環境となった今、市場は変化はもちろん「変質」していきます。消費者調査の分析、最新の飲食店の事例などを駆使して消費者・市場の変化を考えます。

    消費者の価値観の変化

    流行やトレンドは、それが一過性の流行ではなく、長く続くものなのかの見立てが重要。
    人びとが感じる「価値」は、高度成長、バブル時代→、失われた20年と変化を続け、モノ消費→コト消費→「イミ消費」(※他者支援、地域貢献、健康など、地球市民として正しい消費行動に価値を感じる傾向)と変化してきました。一方で近年では、日常の食において価格の安さや時間効率を重視する傾向もみられ、「2極化傾向」が進むと考えられます。

    付加価値向上による生産性向上

    生産性向上は=イコール「合理化」だけではなく、消費者に提供する「付加価値」高めることが合わせて行われることが重要です。
    ターゲットカスタマ、ターゲットシーンを明確にしたうえで、どんな「価値」を高めるのか?
    取り組むべきテーマは何か? どんなテクノロジーが活用できるのか? などを最新の事例を踏まえてお話しします。

    テクノロジーを活用して生産性を向上させる

    20世紀の「合理化型」ではなく、「価値」を高めるためのテクノロジーの活用の在り方。
    ITや機械…進化したテクノロジーが劇的に業務効率を高められるようになった今、飲食店が取り組むべきテーマは何で、どんなテクノロジーが活用できるのか?
    最新の事例などを紹介しながら深めていきます。

    顧客の顧客を見る

    ※特にメーカー、卸など、飲食店へ提案する企業向け

    自社製品を「売り込む」のではなく、顧客の立場になって、「いかに飲食店にお客様が集まり、満足させることが出来るか・・・このスタンスとスキルを持つことによって飲食店と営業マンの行動、提案の質、評価が変わり、関係性も変わります。
    真の提案営業の為に大切なテーマを学びます。

    研修、研究会

    <講演+ワークショップ>
    1講演 60分~120分 10万円(税別)

    講演+ワークショップ
    1講演 60分~120分 15万円(税別)

    • 5名または3チームまで 10万円(税別) / 回より
    • 10名以上、4チーム以上 15万円(税別) / 回より
    • ※開催規模、回数、内容によりご相談に応じます。

    <ファシリテーション>

    • 5名または3チームまで 15万円(税別) / 回より
    • 10名以上、4チーム以上 20万円(税別) / 回より
    • ※規模、内容によりご相談に応じます。
    • ※規模、内容によりご相談に応じます。
    • ※開催規模、回数、内容によりご相談に応じます。
    • ※受講者のワークへのアドバイス、発表資料作成へのアドバイスなど含みます
    • ※複数回での実施はご相談ください。
    • ※交通費、宿泊が必要な場合の宿泊費は別途ご請求いたします。
    • ※講演テーマによって、または新規資料作成が必要なものは別途追加料金をいただく場合がございます。
    • ※官庁・自治体事業等、公益性が高い事業につきましては料金は上記の限りではなく、別途ご相談に応じます。

    テーマ例

    マーケティング研修

    講演でマーケティングの基本を押さえたうえで、受講者が講演で紹介したフレームやツールを使って自身のお客様やケーススタディでワーク、グループ討議を行います。
    受講者のレベルに合わせて、追加解説や指導しながら進めていくファシリテーションが一般的です。

    営業研修

    ※メーカー、卸、ほか、飲食店へ提案する企業向け

    自社製品を「売り込む」のではなく、“「顧客の顧客」の立場になってお客様の利益を考える”という基本に加え、「人から信頼を得る行動の基本」、「新規営業で大切なスキルと行動」、「相手の“タイプ”合わせたコミュニケーションと営業準備」など、営業マンの戦力化、営業組織の活性化のための内容。

    マネジメント研修

    名選手が必ずしも名監督になるわけではない。現場で実力を発揮していたスタッフが管理職となってからマネジメントの「壁」にぶつかることがよく聞かれます。

    スタッフをまとめるマネジメントの基本、経営の管理者としてのスタンス、スキルを学びます。

    ※課題の内容、難易度によって外部専門家の紹介、協働となる場合があります。

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